日本のセールスレップ  「売れるものをつくる」

セールスレップとは、「セールス・レプリゼンタティブ(Sales Representative)販売代理人」の意味で、アメリカでは既に一つの事業スタイルとして確立しています。


セールスレップは「販売代理を依頼されるお客様(メーカーなど)とそのお客様の商品を購入するエンドユーザー(販売先)を結ぶ橋渡し役としての販売活動」を行います。


実際のセールスレップ活動では、まず販売代理を依頼されるお客様(メーカーなど)と、そのお客様の商品を購入するエンドユーザー(販売先)の双方の販売戦略について専門的知識をもってアドバイスをさせて頂きます。
そして具体的な販売戦略を実行するに当たっては、それぞれ個別の販売計画を立案しテストマーケティングから実践。
その結果を踏まえながら継続的なフォローを行い、販売戦略を軌道に乗せるサポートを行います。

日本版のセールスレップは単に販売のみを重視するのではなく、売る側の視点と購入するお客様の視点の双方の視点に立ち「商品開発」・「販売促進」のコーディネートを行うことを重視します。

今までの日本でのマーケティングは「販売」のみに関する活動が重視されて来ました。
セールスレップは「つくられたものを売るのではなく、売れるものをつくる」という発想で販売代理を依頼されるお客様(メーカーなど)と共に商品開発や改良を行います。


日本のセールスレップ普及の草分け的存在であるセールスレップ協同組合では「セールスレップは独立自営の事業主であり、複数メーカーの商品を取り扱い、販売先(法人、店舗)に対して、提案型の販売を行う者のこと」と定義しています。


また日本セールスレップ協会では、NPO法人(日本ラーニング協会)として経済産業省セールスレップ普及検討委員会委員として参画していた時代に「セールスレップは顧客(企業・団体)の立場にたって、顧客に満足される商品を提供することがその役割であり、すでに存在する商品をただ切り売りするのではなく、顧客の状況にあった形でマーケティング情報をメーカーにフィードバックし、商品のバージョンアップや用途開発等のアドバイスをしながら販売を行う者のこと」とした と定義しています。

セールスレップは従来の営業マンではなく、提案、フィードバック、マーケティング、計画、市場等を重んじた「メーカー企業と販売先を結ぶ橋渡し役として販売のプロ」であり、提案型の販売力を有する「マーケティングのコーディネータ」とも言えます。

日本ではきめ細かな対応が必要であることから、「マーケティング情報のフィードバック」を行うことが重要なセールスレップの位置付けとなっているます。

(引用・出典:日本セールスレップ協会・セールスレップ協同組合ホームページ)

上記の考え方で、英彩人ではセールスレップと販路コーディネータのライセンスと豊富な実績と経験を積み重ねた“動けるセールスレップ”が直接ご相談を承ります。

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