ホームページのコンテンツをどのように活用したいですか?
まず、
どんなホームページ(ウェブサイト)が開設出来たら良いか?
どのように活用したいか?
と想像してみましょう。
目の前に明確なビジョンがはっきりと見えている方は素晴らしいです。
相当、ホームページ(ウェブサイトのコンテンツ)について研究された方、もしくは自社または自分の強みをはっきりと確立されている方だと思います。
結論から言ってしまうと・・・
「自分が持つウリ(強み・特徴・誰にも負けないワザetc)をエンドユーザーである“お客様”の抱える悩みを解決に導き、満足して頂くために出来るコトを分かりやすく伝えられる」がハッキリとイメージ出来ている。
だだし、このように自身を客観的に分析出来ている方は稀ではないでしょうか?
どのように戦略と戦術を考えればいいのか・・・
身近に実績を持った相談する人がいない・・・
このように何となくモヤモヤしている場合がほとんどかと思われます。
よくある事例を簡単ではありますが具体的にご紹介します。(実際に相談を受けた内容です。)
ウェブサイトを作成して10年以上そのままの状態だったのでリニューアルしたい。
同時にオンラインショップも新しく立ち上げたいと希望していた、Aさん
このように思い立って、Google検索で業者をリサーチしました。
その中でも検索結果で上位表示され、Google検索のエキスパートのような文言が並んだ素晴らしい「ある業者」を見つけました。
加えて、制作実績も多数掲載されていて信頼できそうなイメージの業者でした。
「この業者なら大丈夫だろう。」とAさんは直感したそうです。
早速、連絡をして具体的な打ち合わせへ・・・
このAさんは、サイトリニューアルと新規でオンラインショップを立ち上げる熱意を持っていたので、
自分の事業へのこだわりと想い、そしてエンドユーザーへのメッセージをテキストコンテンツとして書き溜めていました。
また、写真にもこだわるため、知人のカメラ屋さんに依頼して本格的な画像も準備していました。
Aさんは、これらのデータ一式をその「ある業者」へ渡し、自分の想いを体現するウェブサイトを作成してくれるように託しました。
制作料金も全額前払いでお振込みしました。
それから、約半年
待てど暮らせど、ウェブサイトが出来上がったという連絡はなく、当然途中経過の進捗連絡もありません。
さすがのAさんも痺れを切らして、「ある業者」へ電話しました。
その「ある業者」の回答は、「デザイナーが入院してしまい完成が遅れております。。。」という返答
さらに1か月経過して、何も連絡がないためAさんは再度「ある業者」へ直電話
今度は「只今、依頼が立て込んでおりまして、もう少しお待ちください。」の回答
さすがに不信感を抱いたAさんは、途中でも良いから出来上がったサイトを見せて欲しいと依頼しました。
そして「ある業者」が出して来たサイトは、テンプレートにAさんが渡した写真を羅列しただけのペライチサイトだけ・・・
「半年経って、全額金払ってこれはないだろう!」と、普段は温厚なAさんもさすがに頭に血が上ったそうです。
その後も「ある業者」は、ノラリクラリと言い訳を繰り返す始末
オンラインショップで売りたい商品も旬の時期が過ぎてしまうという、どうにもならない事態になりました。
こんな状態を見かねてAさんの取引業者の1人が、私に相談を持って来ました。
「石井さん、変な業者にAさんという知り合いが騙されたみたいだから、相談に乗ってあげてくれませんか?」
ここから私が詳しい内容をヒアリング、出来る限りAさんの問題を解決する方向で動きました。
結局、Aさんは「ある業者」とは解約をして制作料金も返金してもらうということで落としどころを見つけました。
ここでの教訓は、Google検索で上位表示されていても絶対の信頼は面会するまでは持たないこと!
ウェブサイト・オンラインショップはデジタルだが、人間対人間の信頼関係が重要ということ!
今回ご紹介した「ある業者」のように、検索上位で「上手く見せる」「上手に取り繕う」ことは結構簡単に出来ます。
しかし、その中身は残念ながら数回は直接会ってみないと分からないということです。
もちろん「私は信頼できる人間ですよ!」と自分で言うつもりはありません。
また、私とは性格的にマッチングしない方も居られると思います。
(当然、私もフィーリングが合わないお客様には、こちらからお断りする場合もあります)
しかし、少なくともご相談を頂いたお客様とは数回は面会を繰り返し、私の方針をお伝え。
お客様の課題と問題を解決する方法をご提案します。
不都合な真実かもしれませんが・・・
腕の良いお医者さんは宣伝はしない、かたやあまり評判が良くないお医者さんは宣伝は上手い
これもウェブサイト・ホームページ制作業にも少なからず当てはまるかもしれませんね!